
もし過去に戻れるならば・・・自分に伝えたい。
「家は買うな」と。

なにもそこまで・・・わたしは良い家だと思うよ。
これから住宅購入を検討している方にお届けします。
①住宅購入までの流れ(一例)
②「家は買うな」という理由
私は 田舎で、駅から遠い立地に注文住宅を新築しました。不動産やお金についての知識もほぼ無いままの購入だったので多くの後悔があります。しかも取り返しがつきません。
赤い線のところ。最悪。

後悔って・・・車で駅まで送ってあげるわよ。
住宅購入は、人生の中でも大きな金額の買い物となります。
私の失敗談がこれから住宅を購入される方、また購入を検討している方の
「後悔のない決断」の判断材料となれば幸いです。
住宅購入までの流れ (一例)

住宅展示場を見て回る
住むなら一軒家と決め、住宅展示場を見て回ることから始めました。結婚前だったので、ハウスメーカー側から見れば、冷やかしと捉えられたかもしれません。
モデルハウスに入ると個人情報の提供を求められます。氏名や電話番号、現住所だけでなく年収や勤務先などの記入をすることになります。営業電話が非常にしつこいので検討段階であれば記入しないことをおすすめします。

まだ電話がかかってくるものね。
「見学のみで」と言えばOKです。説明を受けることもできるので、得られる情報は変わりません。土地についても、ネット検索では出てこないような情報を得ることができました。
住宅展示場からそのまま住宅購入を決める場合は、展示場で最初に出会った販売員が竣工まで、つまり全てのサポートを担当すると聞いていました。展示場には経験の浅い方が多いとも聞いていて不安がありました。
スーモカウンターに行く
そこで私たちは、スーモカウンターに向かいました。
スーモカウンターでは、私たちの「木の温かみがある家にしたい」「家族は4人を予定している」などのざっくりとしたイメージから、その要望に応えられそうなハウスメーカーを見繕ってくれたり、ファイナンシャルプランナーによるライフプランニングを受けたりすることができました。用意したものは、ライフプランニングで必要とのことで源泉徴収票のみです。

スーモカウンターは、行って良かったでしょ?

良かった。特にライフプランニング。ネットでもできるけれど、分からないことは質問しながら進められる安心感があったね。
数社のハウスメーカーに絞った後、それぞれの担当者に会う日取りもスーモカウンターが調整してくれました。
担当者についても説明があり、安心感がありました。
それからはハウスメーカーごとの打ち合わせ。建売も含めた住宅の見学をしたり、予算に見合う設備の説明を受けたりしました。
土地の同時購入を考えている場合は、土地探しからやってくれます。
そこからいよいよ一社に絞り、話を詰めていくわけですが、建てる際の後悔もたくさんあるので、別の記事でお伝えします。
「家は買うな」という理由
あくまで私が「損だったなぁ」「リスクがあるなぁ」と感じるポイントです。
家賃補助を受けることができない。
賃貸の場合、家賃補助を3万円程度の家賃補助を受けることができていました。
年間約36万円です。30年間で1080万円。
自分の収入支出をしっかりと把握していれば新築戸建て購入なんてしなかったでしょう。
投資に対する入金力が落ちる。
住宅ローンがある分、投資に対する入金力が落ちます。
月10万円程の支払いです。
最大の固定費「家賃」が重くのしかかり、投資資金が足りません。
資産価値がない。
新築住宅は、「鍵を開けた瞬間から住宅の価値は落ちていく」といわれます。
私が購入した土地も、田舎で駅から遠く、将来的にも資産価値のある立地ではありません。
気軽に移動できない。
生きていくには様々なリスクがあり、人生設計が狂う可能性もあります。
思うようにいかないことの方が多い気もしますが。
住宅で考えられるのは、離婚などの家族構成の変化、ご近所トラブルなどでしょうか。私自身、結婚してすぐに家を購入。間取りを決めたものの…
「子どもができない体なのに子ども部屋2部屋」
泣きました。(結果的に子宝には恵まれたわけですが・・・)
もし、賃貸であれば状況に合わせて新しい環境を整えることができますが、住宅ローンを組んでしまったとなればそういうわけにはいきません。
まとめ
考えるよりも先に行動。時に勢いは大切です。
しかし、住宅購入は考えに考えて結論を出してもらいたいと思います。
当時、家計簿をつけていれば思いとどまることができたかもしれません。
とはいえ、私たちは戸建てに強いこだわりがあったのも事実なので、中古物件、建売住宅あたりを購入していたかも。最適解はライフステージに合わせた住み替え、田舎の戸建て賃貸でしょうか。
私と同じ失敗をする方がこれ以上増えませんように…